脊柱管狭窄症の原因は?
脊柱管狭窄症の原因は?加齢だけではない本当の理由...
「歩いていると足がしびれてくる」
「少し休むとまた歩ける」
「前かがみになると楽になる」
このような症状がある場合、脊柱管狭窄症と説明されることがあります。
しかし、「年齢だから仕方ない」と言われて終わっていませんか?
実は原因は一つではありません。
そもそも脊柱管とは?
脊柱管とは、背骨の中にある神経の通り道です。
この中を、脳から続く神経が足先まで伸びています。
この通り道が何らかの理由で狭くなり、神経が圧迫されやすくなる状態を脊柱管狭窄症と呼びます。
主な原因① 加齢による変化
もっとも多いのは加齢に伴う変化です。
・椎間板の弾力低下
・骨の変形
・靭帯の肥厚
これらが重なることで、神経の通るスペースが狭くなります。
特に70代前後では、こうした変化が起こりやすくなります。
主な原因② 姿勢の崩れ
見落とされやすいのが「姿勢」です。
骨盤が後ろに傾き、背中が丸くなる姿勢が続くと、腰椎のカーブが変化します。
この状態が長期間続くと、特定の部位に負担が集中します。
単に「狭いから痛い」のではなく、
狭くなっている部分にさらに負担がかかる環境があることが問題です。
主な原因③ 骨盤と仙腸関節の影響
脊柱管は背骨の中にありますが、その土台は骨盤です。
骨盤の後方にある仙腸関節の動きが悪くなると、
・骨盤が傾く
・腰椎の動きが偏る
・神経へのストレスが増える
といった連鎖が起こることがあります。
つまり、背骨だけの問題ではなく、
土台のアンバランスが影響している可能性もあるのです。
主な原因④ 股関節や体幹の弱さ
股関節が硬い、体幹の筋力が低下している場合、
歩行時の衝撃を腰で受け止めやすくなります。
その結果、神経周囲の環境が悪化しやすくなります。
特に女性は加齢とともに筋力が低下しやすいため、
“支える力”の低下も重要な要因です。
画像だけでは判断できない理由
検査で「狭くなっています」と言われても、症状が出ない方もいます。
逆に、画像上それほど強い変化がなくても症状が強い方もいます。
つまり、
構造の変化 = 症状の強さ
とは限りません。
動きの質や負担のかかり方が大きく影響します。
まとめ
脊柱管狭窄症の原因は、
・加齢による変化
・姿勢の崩れ
・骨盤や仙腸関節のアンバランス
・筋力低下
などが重なって起こります。
単に「狭いから仕方ない」と考えるのではなく、
負担を減らす環境を整える視点が大切です。
背骨だけでなく、土台から見直すこと。
それが改善への第一歩になります。







